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【瑞風の感想】「瑞風の旅」への不安や疑問、乗ってみてどうなった?

今回は、「TWILIGHT EXPRESS  瑞風」の感想です。

瑞風の旅に参加する前に、私が感じていたいくつもの不安や疑問。それがら、実際に乗ってどう変わったか、書いてみたいと思います。※意見には個人差があります(^^)

瑞風の旅の感想。参加してよかった?

瑞風の旅の感想を一言で言うなら・・・控えめに言って、最高でした!

本当に、参加できたことに感謝の気持ちしかありません。仕事を2日間休みましたし、若干大きな出費(前泊の費用等も含めると45万円ほど💸)ではありましたが、後悔は、全くありません。

しかし、参加前には、大きな不安や疑問を感じていたのも事実。そんな不安や疑問がどう変わったか、5つほどご紹介しながら、感想を書いていきたいと思います。

(1)現実離れした「瑞風の旅」、私なんかが参加していいの?参加するのが不安・・・

価格的にも内容的にも、現実と大きくかけ離れている瑞風の旅。出発前(当選の連絡を受けた時とか)は、やはり、楽しみよりも不安が圧倒的に大きい状態でした。

「40万円分楽しめるのかな・・」とか、「私には場違いじゃないだろうか?」とか、不安は次から次へと出てきます。正直な話「今回はパスしてまたの機会にしようかな・・・」と思ったことも1度や2度ではありません。

しかし、不思議なことに。

申し込みをし、旅行費用を支払い、旅行の準備をし、下調べをし・・というプロセスの中で、寝ても覚めても「瑞風」のことを考えて過ごしていたら、徐々に気持ちが「瑞風モード」にシフトしていきました。

家族で大阪駅に「瑞風」を見に行ったり、乗車経験者のブログや動画を見たりしていると、次第に、雲の上の存在と思っていた「瑞風」が「自分のいるべき場所」と思えるようになってきて、「不安」が「楽しみ」に変わっていきました

乗車後の今となってはもう、「瑞風」は「私の帰る場所」とすら思っていたりします(笑)

乗車前に、どれだけ気持ちを「瑞風モード」に切り替えられるか。これは、瑞風の旅を楽しむための、重要ポイントの1つです。

やり方は人それぞれだと思いますが、

・何度も見に行ったり

・ブログや動画やSNSで情報を仕入れたり

・葉加瀬太郎さんのテーマ曲をリピートしたり

・スマホやPCの壁紙を「瑞風」にしたり

みたいなことをすると、きっと、テンション上がってきますよ!

ちなみに。クルーの皆さんは、どんな方にも優しく接してくださいますので、「冷たくされたらどうしよう・・」なんて不安は、全く必要ありません。(もちろん、ひどい迷惑行為を繰り返したら冷たく対応されると思いますが(笑))

(2)私は何のために、高いお金を払って瑞風に乗るのか?

瑞風の旅の旅行代金は、安くても、1泊2日で30万円台です。そんなに高いお金を払う意味があるのか?というのは、ある意味、永遠の課題かもしれません。40万円分も楽しめるかな・・・という不安は、出発するまで、少なからずずっと感じていました。

で、実際に乗って思ったこと。

瑞風は「乗るもの」でもありますが、それ以上に、瑞風の旅は「体験するもの」「感じるもの」です。普段みたいに、景色を眺めながら列車旅を楽しむ、という過ごし方ももちろん良いのですが、瑞風には、普通の列車にはない素晴らしい場所やイベントがあり、気軽に話せるクルーの方もいらっしゃるので、「瑞風でしか体験できないこと」をフルに楽しまなきゃもったいない!!

ということで、

「2日で40万円使うってどんな気分?」

「思いっきり非日常の体験をしてみたい!」

「瑞風が好きすぎて、乗りたくて仕方ない!」←私のこと🤣

みたいな、好奇心に満ち溢れた気持ちで参加すると、楽しい出来事の連続で、期待以上に満足でき、結果的に、40万円の旅行費用にも納得できる可能性が高くなると思います。

普段の列車旅ではできないことや、普段の列車旅とは違うこと、今まで足を踏み入れたことのない世界を、ちょっと背伸びして体験してみる。それによって、人生の経験値を高め、人生の幅を広げる。そんなことも、高いお金を払って瑞風に乗る意味かもしれません。

一方で、「山陰本線走破したい!」とか、「87系乗ってみたい!」とか、「タダでいいお酒飲みたい!」とか、普段の乗り鉄旅行の感覚で瑞風に乗るのは、個人的には、あまりおすすめしません。(もちろんダメではないですし、期待通りの結果は得られます。でも、コスパが悪すぎる・・)

(3)「クルーズトレイン」より高級ホテルやクルーズ船の方が良くない?

一般的に、「超一流」「非日常」に触れようと思ったら、リッツカールトンや帝国ホテルのような高級ホテルに泊まったり(食事したり)、クルーズ客船に乗ることを想像されることが多いと思います。

その一方で、鉄道好きな私たちが、「一流」とか「非日常」に触れたいと思った時の選択肢として、「瑞風」のようなクルーズトレインは、非常に魅力的だと、乗ってみて改めて思いました。

瑞風のクルーの方は、帝国ホテルで研修をされたそうです。つまり、瑞風では、帝国ホテルと同様のサービスを提供していただけるということ。瑞風の旅に参加すれば、「豪華列車の旅」と「一流のサービス」を同時に体験することができるって、非常に合理的ですよね(笑)

(4)「四季島」でも「ななつ星」でもなく「瑞風」がいい?

現在、日本で運行されているクルーズトレインは、「瑞風」以外にも、「ななつ星」や「四季島」があります。

その中で私が今回「瑞風」を選んだ理由。

1つは、単純に、関西在住で交通の便が良い、という現実的な理由です。

そして、もう1つ、とても重要な理由が、初めて列車に出会った時に「乗りたい!」と思ったこと。

あくまでも感覚的なものですが、列車の外観や車内の雰囲気、親しみやすさ、「(旧)トワイライトエクスプレス」の旅の楽しかった記憶、などを、私の脳が総合的に判断して、「乗りたい!!」という気持ちを起こさせているのだと思います。

一方で、以前、上野駅で「四季島」を見た時は、いまいち「乗りたい!」という気持ちが高まらなかったんですよね・・・

(デザインは素晴らしいし、豪華さはしっかり伝わってくるし、乗ったら満足することも想像できるんですけど、どこか、自分が乗る列車じゃない感覚。)

せっかく乗るんだから、妥協せずに好きな列車、乗りたい列車に乗る。そんな気持ちも、とても大事です。「どれでもいいや!」ではなく、「瑞風に乗りたい!」「ななつ星に乗りたい!」と思って申し込むと、当選した時の嬉しさも大きく、迷いも生じにくいですよね。きっと。

逆に、もし、「瑞風」も「ななつ星」も「四季島」もあまり惹かれないなら、「今は、日本のクルーズトレインには乗らない」というのがベストな選択かもしれません。

ちなみに、私がもし、もう一度クルーズトレインに乗るなら、間違いなく「瑞風」を選びます。もともと瑞風大好きでしたが、乗ってみて、さらに好きになっちゃいました(笑)

(5)「瑞風」みたいな贅沢を知ってしまうと、出費が増えるかも??

これは、個人差があると思いますが、私の場合。瑞風に乗ってから、逆に、お金の無駄遣いは減ったと思っています。

「瑞風」という、異常に満足感の高い「超一流」を知ってしまった私。

また「超一流」を味わいたいという気持ちが高まった一方で、満足感のそこまで高くない「中途半端な贅沢」や「見栄のための消費」をしようという気持ちは、半減しました。

例えば、新幹線のグリーン車に(ポイントでなくお金を払って)乗ることとか、他の選択肢があるのにちょっと楽するためにタクシーに乗るとか、ほぼしなくなりました。「プレモル」も最近飲んでないな・・・

一方で、「満足感を得られることにお金を使いたい」という気持ちは高まっていて、最近は、「行きたい!」と思った路線に乗りに行ったり、行きたいセミナーやコンサートには躊躇することなく行っています。

結果的に、支出はそれほど変わってないですが、同じお金を払って得られる満足感はかなり高まり、人生全体としては非常に充実した状態になっていると思います。

<おまけ>(6)1泊2日で40万円もするって、ぼったくりじゃない?

これも、乗っていて思ったのですが。JR西日本は、「瑞風」という列車で、多分ほとんど儲けていません。

確かに、乗客からしたら、1泊2日で1人30万とか40万とか、旅行費用としては安くない金額を支払っています。

しかし。

乗務されるクルーの方や他のスタッフの方の人件費や移動の旅費、車両(瑞風バス含む)の減価償却費や維持費や燃料費、食材費、参加者へのサービスの費用等々を考えたら、収入以上に経費も嵩んでそう・・・と実感する場面が、実際にたくさんありました。

「採算度外視」ではないと思いますが、「瑞風」は、JR西日本の広告塔としての役割を果たすために、普通の列車では考えられないような手間やコストがかけられています。本当に、いろんなところでお金がかかっている列車です。

なので、ぼったくりなんてことは全くなくて、列車の収支としては、良くてもギリギリ黒字、もしかしたらちょっと赤字かもしれません。ある意味、乗り得列車かも(笑)

まとめ:クルーズトレインに乗るかどうか悩んでるあなたへ。

クルーズトレインは高い!

クルーズトレインなんで自分にはまだ早い!

平日2日間も休めない!

老後の楽しみに取っておきたい!

一緒に乗る人もいないし1人だと高い!

etc

クルーズトレインに「乗らない」理由なんて、探せばいくらでも出てきます。人間は「現状維持」が大好きな生き物なので、1泊2日の旅行に何十万円も払うとか、非日常の豪華な世界に身を置くことを想像するだけで、とても大きな抵抗やおそれを感じるはずです。私もそうでした。

そして、ほとんどの人は無意識に「瑞風なんて自分とは関係ない」「見るだけで十分」と思って、「いいな」と思いながらも応募せずに過ごすわけです。私もそうでした。

しかし。

それを乗り越えて、瑞風に乗ったことで得られたものは、私にとってあまりにも大きかったです。

ちょっと大袈裟に聞こえるかもしれませんが、瑞風の旅を体験したことで、私の人生は大きく変わりました

30万円分の満足感を得られるかどうかは個人差があると思いますが、実際に乗ってみないと見られない景色、乗ってみないと感じられない感覚は、必ずあるはずです。

ということで。

もしこの記事を読んで、クルーズトレインに乗ってみたいと思っていただけたなら。まずは、とりあえず、一度、抽選に応募してみることをおすすめします。(本当に行くかどうかは当選してから考えればOK!

以上、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

【瑞風の旅の記録一覧】乗車記を全部読むのが面倒なあなたのために【旅行記の目次】

20回ほどに分けて結構細かく書いた、「TWILIGHT EXPRESS 瑞風 山陰コース上り」の旅行記。

順番に全部読むのは結構大変だと思うので、読みたい部分に到達しやすいように「目次」を作りました。

気になるところだけつまみ食い、大歓迎です!

逆に、じっくり読んでみたい方は、このページをブックマークしておくのもよいかもしれません。

(1)旅行前の記録

【瑞風の旅の準備①】「キャンセル待ち通知」から2ヶ月後に突然きた、「当選」の連絡!

【瑞風の旅の準備②】当選の連絡から「参加します!」と伝えるまでのあれこれ。

【瑞風の旅の準備③】トワイライトエクスプレス瑞風の旅 出発前に届いたもの

【瑞風の旅の準備④】乗車前日の過ごし方。大阪から下関へ行ったついでに・・・

【瑞風の旅の準備⑤】下関駅、乗車前日に「瑞風」を出迎えてみたら・・・

【瑞風の旅の準備⑥】当日朝。起きたら・・・まずは下関観光!

(2)瑞風の旅 1日目の記録

【瑞風の旅1日目①】下関駅、受付から出発まで、ワクワクドキドキのひととき。

【瑞風の旅1日目②】下関駅を発車。山陰本線を京都に向けて走り出す!

【瑞風の旅1日目③】山陰本線、日本海を眺めながら、優雅なランチとティータイム

【瑞風の旅1日目④】出雲市駅で途中下車、「瑞風バス」で出雲大社へ立ち寄り観光

【瑞風の旅1日目⑤】優雅なトワイライトタイム。生演奏中にサンライズ通過!

【瑞風の旅1日目⑥】華やかなディナータイム。1人でいただいた豪華ディナーの感想は?

【瑞風の旅1日目⑦】夜の米子駅。ねずみ男と一緒に「おやすみなさい」!?

(3)瑞風の旅 2日目の記録

【瑞風の旅2日目①】朝5時前、早朝の米子駅をゆっくり発車、東浜へ。

【瑞風の旅2日目②】オーシャンビューのレストラン「アルマーレ」で優雅な朝食タイム!

【瑞風の旅2日目③】立ち寄り観光で、鳥取砂丘を登る!!

【瑞風の旅2日目④】余部橋梁をゆっくり通過。関西に近付きながらのランチタイム

【瑞風の旅2日目⑤】船岡駅での撮影タイム~新大阪まで残り1時間半!

【瑞風の旅2日目⑥】新大阪駅に到着!BGMは葉加瀬太郎さんのテーマ曲

(4)全体を通した感想、参考情報など

<作成中>

 

お楽しみいただけると嬉しいです!

【瑞風の旅2日目⑥】新大阪駅に到着!BGMは葉加瀬太郎さんのテーマ曲

ついにこの時がやってきてしまいました😢瑞風が新大阪に到着する時の様子です。

前回、船岡駅から新大阪に向かう時の様子はこちら。

ついに新大阪駅に到着!BGMは、葉加瀬太郎さんのテーマ曲。

前日の朝9時過ぎに下関を出発してから、32時間ほど楽しんだ、瑞風の旅。ついに、最後の時がやってきました。

17時14分。「トワイライトエクスプレス瑞風」は、定刻通り、新大阪駅に到着しました。車内のBGMは、下関を出発した時にも流れていた、葉加瀬太郎さんのテーマ曲「瑞風〜MIZUKAZE〜」です。

個人的なことですが、この動画と、下関出発の動画は、撮っておいてよかった!

下関駅の動画はこちら ↓

何度見ても、当日のワクワク感を思い出して、テンションが上がります。瑞風に限りませんが、列車の「出発」と「到着」って、特別な瞬間ですよね。(普段の電車だと、スマホ使ってたらいつの間にか出発して到着してますけど📱)

新大阪到着後・・・クルーの皆さんと、記念写真タイム!

新大阪駅に到着すると、5号車ラウンジカーの前で、記念写真タイム!クルーの皆さんと、私たち乗客が一組ずつ順番に記念写真を撮っていきます。もちろん、私も撮っていただきました。(↓ 別の日に撮った写真です。クルーの方やお客さんの顔が見えないように、遠くから。)

記念写真タイムが終わると、クルーの皆さんが並び、列車長さんから、最後の挨拶がありました。これで、瑞風の旅は、いったん終了です。

瑞風の旅の余韻に浸りながらも・・・

撮影タイムの途中で、スーパーはくとが到着。2種類のディーゼルエンジンの音がホームに響きます。

瑞風の旅の余韻の中で、こんな写真や動画撮らなくてもいいのに、ついつい撮ってしまいます(笑)

瑞風が回送列車として発車!

列車長さんの挨拶が終わると、クルーの方は列車に乗り込み、瑞風が回送列車として発車する準備が進みます。

そして、新大阪駅に到着してから約15分後。2日間お世話になった「瑞風」は、長い汽笛とともに、静かに大阪駅方面に出発していきました。

展望車では、お世話になったクルーの皆さんが、手を振ってお別れをしてくださいました。こちらも手を振っているので、動画も少し揺れてます(^^;)

ありがとう、瑞風!

「瑞風」を見送り、専用の改札口を通ると・・・そこは現実世界(笑)

瑞風を見送ったら、2日間の瑞風の旅も、本当に終了。新大阪駅の専用改札口を出ると、夕方のラッシュ時間帯の人の波。一気に現実に戻ったのでした😢

ということで、これまで十数回に分けて、瑞風の旅の様子を投稿してきました。駄文にお付き合いいただき、本当にありがとうございます。

次回からは、全体を通した感想や、乗る時に参考になる情報などをまとめていきたいと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

【瑞風の旅2日目⑤】船岡駅での撮影タイム~新大阪まで残り1時間半!

今回は、2日目の夕方、山陰本線の船岡駅での撮影タイム!!と、新大阪まで最後のひとときの記録です。

前回、ランチの様子はこちら。

もくじ

ランチタイムを終えて、船岡駅で30分ほど小休止。

瑞風の旅の2日目、13時過ぎから14時台にかけての遅めのランチタイムが終わると、新大阪までの残り時間はもう2時間ちょっと。旅も終盤戦です。

そんなタイミングで停車するのが、園部駅の1つ手前(福知山寄り)の、船岡駅。瑞風は、ここで30分ほど停車します。

船岡駅で・・・瑞風撮影タイム!!!

特急との行き違いとか、ダイヤ的な目的もあると思いますが、乗客にとっては撮影&散策タイム!外から瑞風を撮影できる、貴重なチャンスです。ホームから、駅の外から、ここぞとばかりに撮りまくりました(笑)

駅の外に出ると・・船岡駅の看板は、草に覆われてました(笑)

駅から出た所は、5号車のラウンジカー付近。そこから線路に沿って道があり、先頭まで歩いていくことができます。

先頭では、線路と同じぐらいの高さから写真が撮れます。低い位置で見ると、迫力が違いますね。

乗務員用のドア付近を下から見上げてみたり。

下半身を狙ってみたり。

エンジンをアップにしてみたり、エンジン音を録画してみたり。

いっぱい撮影してホームに戻ると、あっという間に出発時刻です😅

2日間の瑞風の旅の中でも貴重な「瑞風」を撮る時間

瑞風の旅を振り返ってみると、「鉄道写真」的な写真を撮るチャンスは、あまりありませんでした。下関駅出発前、出雲市駅や東浜駅・鳥取駅で立ち寄り観光の前後、深夜の米子駅・・・いずれも、撮影するのは、停車中のホームから。あとは、車内の写真ですね。

そんな中で、旅の終盤にセッティングされている、船岡駅の撮影タイム。

2日間乗ってきて、愛着が湧いてきた「瑞風」。その素敵な車両をいろんな角度から眺めたり撮ったりできるのは、鉄道好きでなくても、いい思い出になるに違いありません。

いろんな写真をたくさん撮ることができて、大満足でした!

新大阪到着まであと1時間半、向かった先は・・・展望デッキ!

船岡駅を出発したら、終着の新大阪までは、残り1時間半ほどです。何をして過ごすか迷いますが、まず向かったのは・・・大好きな展望デッキ!

外に出て、風を感じながら過ぎゆく景色を眺められるのは、この上ない贅沢です。

ずっと単線だった山陰本線も、複線になり、行違う列車も増えてきます。関空快速・紀州路快速で活躍していた223系0番台と行き違いました。

展望デッキには既に何人かの方がいらっしゃったので、私は少しだけ眺めて、展望デッキを後にしました。

展望デッキの次に向かった場所は・・・かぶりつき席!

次に向かったのは、一番前の展望車。デッキにこそ出られませんが、運転席の後ろの「かぶりつき席」も、とても楽しい場所です。

展望車の室内は、デッキと違って、BGMが流れています。ちょっと優雅な雰囲気で、前面展望も、横や空の景色も楽しめます。京都に近付くにつれて、行き違う列車も、周囲の建物も、どんどん増えてきます。

亀岡駅を過ぎてしばらくすると、たくさんの観光客が待つトロッコ亀岡駅の横を通過。

手を振ってみましたが、振り返してくれる人は、残念ながらあまりいませんでした😅

先頭の展望車を出て、次に向かった先は・・🍷

先頭の展望車から、列車の中とは思えないデッキを通って・・

カーテンが閉まって閉店したダイニングカーを通って・・

お酒のボトルたちを眺めながら・・

向かった先は、ラウンジカーのバーカウンター!最後まで飲み続けます🍹

オリジナルカクテルをいただきながら過ごす、至福のひととき

もう時間も夕方ということで、いただいたのは、瑞風オリジナルカクテルの「夕景」

前日にも一度いただいたのですが、サントリー山崎の梅酒を使った、爽やかで飲みやすいお酒でした。

そして、次にいただいたのが、瑞風で最後の一杯。ノンアルコールカクテル「日本の原風景」

西日本の山とか海とか畑とか、瑞風の車窓から2日間見てきた風景をイメージしたカクテルです。メロンとともに、ゆっくりいただきました。

飲んでたら、あっという間に大阪へ突入!

バーテンダーさんと話をしながら飲んでいたら、あっという間に京都駅で折り返し、山崎蒸溜所の横を通過し、高槻を通過。時々刻々と、降車する新大阪が近付いてきます。

閉店準備もあるだろうに最後まで付き合ってくださったバーテンダーさんに感謝。そして、客室担当のクルーの方とは、ゆっくり話す余裕もなく、慌ただしく最後の挨拶をしていただくことになり、申し訳なかったです。

ということで、まもなく終点新大阪。降車の準備を始めます。

 

ということで、次回は、新大阪到着の様子と、全体的な感想などを投稿する予定です。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

【瑞風の旅2日目④】余部橋梁をゆっくり通過。関西に近付きながらのランチタイム

今回は、2日目の昼前に鳥取駅を出発してから、山陰本線を京都方面に向かう車内や車窓やランチタイムの記録です。

鳥取の立ち寄り観光の様子はこちら。

もくじ

鳥取駅を出発、余部橋梁をゆっくりゆっくり通過

11:18に鳥取を出発して、京都まで山陰本線をひたすら上っていく、トワイライトエクスプレス瑞風。鳥取から1時間ほどすると、山陰本線でも有数のビューポイント「余部橋梁」を通過します。 

景色がいい所ではしっかり減速してくれるので、ゆっくり写真や動画を撮りながら、目で景色を楽しめます。ここまでくると、下関からずっと眺めてきた日本海とも、もうすぐお別れです。ちょっと淋しいですね。

ランチまで2時間、ちょっと疲れて、部屋で過ごす

鳥取砂丘で暑い中頑張って丘を登った疲れに加えて、前日からの飲み疲れもあり・・・鳥取駅からランチタイムまでの2時間弱は、部屋でゆっくり過ごすことにしました。この素敵な部屋で過ごせるのも、残りあと数時間です。

寝た時間と食事の時間は別として、1時間以上部屋に滞在したのは、この時が初めてだったと思います。展望デッキとか、バーカウンターとか、楽しい場所が多すぎて(笑)

午前中に砂丘でちょっと運動したので、シャワーで汗を流しつつ、立ち寄り観光用の「カジュアル」から車内用の「スマートカジュアル」に着替えておきます。

瑞風最後の食事、少し遅めのランチへ!

瑞風で食べる最後の食事は、13:10から。今回も二部制の第二部ということで、ちょっと遅めの昼食です。

ダイニングカー「ダイナープレヤデス」は、昨夜とはちょっと違う昼の雰囲気。

列車はすでに兵庫県内。城崎温泉を過ぎて、和田山駅付近です。(多分これ和田山ですよね?)

ランチは、大阪のレストラン「HAJIME」の、米田肇さん監修のメニューです。

右側のペアリングドリンクと合わせて、いただきます🍷

1品目「砂浜」白ワインをいただきながら・・・急に雨が降る

山陰の砂浜をイメージしたお料理。一般的な料理名で言うと「海鮮サラダ」でしょうか。

イカやタコが苦手な私でも、海と砂浜の香りを感じながら、抵抗なくいただくことができました。

ワインは、ペアリングドリンクになっている「グラン・クリュ・ヴィヴェルスベルグ・リースリング2019」フランスの白ワインです。

列車に揺られながら、美味しいお酒と料理を楽しめる、幸せ。

そんな感じでランチが始まって間もなく、福知山に着くあたりで、急に雨が降ってきました。朝の鳥取砂丘はあんなに晴れて暑かったのに・・

でも、晴れから雨までいろんな天気の瑞風の車窓を体験できたということで、これはこれでラッキーだったのかもしれません(笑)

2品目は「つながり」。初めて食べる「うずら」

2品目のタイトルは「つながり」

「山から海までの食材を1つの鍋に入れ、自然のつながりと調和を楽しんでいただくようにしています」とのこと。

一般的な料理名で言うなら、具沢山のスープ、あるいは鍋物でしょうか。

「うずらの卵」は時々食べますが、「うずらの肉」って初めて食べた!昨日のランチとディナーでも同じことを思いましたが、美味しいお肉と野菜がたくさん食べられて、とても幸せ。薬味でいろんな味を楽しめるのも面白かったです。

フランスの赤ワイン「ポマール2016」とともに、美味しくいただきました。

3品目は「香り」器と一体化したデザートと、新しいコーヒー体験

3品目のテーマは「香り」

「香川の香り豊かなオリーブをアイスクリームにしています。」という説明です。

器とアイスクリームが一体化しすぎてて、初めは何かと思いました😅

この器は、山口県の陶芸家、高野友美(こうのともみ)さんの作品だそうです。オリーブのアイスクリームに合うように、色とか形とか考えられたのかな・・・とか、いろいろ想像してしまいます。素敵な器でした。

デザートと一緒にいただいたのは「タカムラコーヒー」の特別な豆を使ったコーヒー。

とても酸味が強い、今まで味わったことのない味でした。知らずに飲んだら「まずい!」「変わってる!」で終わっていたかもしれませんが、ちゃんと聞いて飲めば「なるほど!」と思える、新しいコーヒー体験でした。

ランチの途中で大発見!!

デザートとコーヒーを味わっていた時の大発見。

スプーンやフォークの側面に「TWILIGHT EXPRESS MIZUKAZE」って刻印されてる!!

発見したのが嬉しすぎて、早速、クルーの方に伝えたら、クルーの方も嬉しそうにいろいろ教えてくださいました(笑)

こういう細かいこだわり、まだまだ、瑞風車内にたくさんあるはずです。
おそらく、何度乗っても、新たな気付きや発見の連続なんだろうな・・と思うと、また何度も乗りたくなってしまいます😅

瑞風の旅も、もう終盤。徐々に関西の雰囲気に・・・

そんな感じで、瑞風の旅ももう終盤。

日本海から離れて、曇り空の京都府内を、快調に進みます。

ランチが始まった頃(城崎温泉や和田山あたり)から、223系や287系など、見慣れた「電車」も見かけるようになってきました。「関西に帰ってきた」という気分がだんだんと強まってきて、ちょっと複雑な気分・・・

ということで、次回は、山陰本線の船岡駅での「撮影タイム」を中心に投稿する予定です。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

【瑞風の旅2日目③】立ち寄り観光で、鳥取砂丘を登る!!

今回は、2日目の立ち寄り観光、鳥取砂丘などの記録です。

前回、レストラン「アルマーレ」での朝食の様子はこちら。

もくじ

「瑞風バス」で、砂の美術館の説明を聞きながら・・・💤

東浜駅で「瑞風」を降り、レストラン「アル・マーレ」で朝食をいただいた後は、再び「瑞風バス」に乗って、「砂の美術館」へと向かいます。(写真は朝食前の東浜駅です。)

バス車内では、砂の美術館の案内映像が流されましたが、睡眠不足もあり、ちょっとウトウト・・・

ボーっとしながら聞いた砂の美術館の説明でしたが・・・

砂の美術館には、茶圓勝彦さんという「砂像彫刻家」の方のプロデュースのもと、世界各国の砂像彫刻家の方が作った作品が展示されている、ということが何となく分かりました。

ちなみに、あとで調べて分かったことですが。さだまさしさんの「砂の祭典」というトークで出てくる、吹上浜(鹿児島県)の砂の祭典をプロデュースしたのも、茶圓さんだったそうです。思わぬところで、いろいろ話が繋がるものですね(笑)

砂の美術館に到着、テーマは「エジプト」

30分ほどバスに乗って到着した、砂の美術館。館長さんに案内をしていただきながら、ゆっくり見学させていただきました。

今シーズンの砂の美術館の展示は、エジプトがテーマ。砂でこんなに立体的で精密な形を作れるなんて、ちょっとびっくり。

個人的な旅行だったら、立ち寄ろうとも思わずにスルーしてたと思いますが、意外と見応えのある、面白い美術館でした。

そんな「砂の美術館」の中で、個人的に一番驚いたのは、砂で作られたQRコード。

スマホで読み取ったら、ちゃんと「砂の美術館」のサイトが表示されました。QRコードって、とても優秀ですね。

砂の美術館を出発、鳥取砂丘へ

砂の美術館の見学が終了すると、再び「瑞風バス」に乗って、鳥取砂丘へと向かいます。砂丘に行くには準備が必要!ということで、砂の美術館の出口では、砂丘を歩くためのブーツを貸していただきました。砂丘に向かう瑞風バスの中で、靴を履き替えます。砂の侵入を防ぐカバー(妙に明るい色・・・)も付けて、準備完了!

鳥取砂丘を・・・登る!!

鳥取砂丘の見学時間は、3つのコースから選ぶことができます。歩くコース、眺めるコース、バス車内で休憩するコースの3つです。

私が参加したのはもちろん、一番人気の、歩くコース。ガイドさんの説明を聞きながら、丘を登ります。

こんなふうに遠くから見ると「こんなとこ登るの??」という気分になりますが、ここは「トワイライトエクスプレス瑞風」の旅の一部。砂丘を知り尽くした現地ガイドさんに案内していただき、正面に見える斜面をまっすぐ目指すのではなく、比較的楽なルートで登ることができました。

足跡が少ない所では、きれいな風紋を見ることができます。

楽なルートといっても、これぐらいは登らないといけないのですが・・

こんな感じで頑張って登った先は・・・

日本海!!

天気も良くて、ちょっと暑かったですが、かなりの達成感。ビールでも飲みたい気分です🍺(もう朝食でワイン飲んだけど・・・)

ちなみに、ガイドの方のおすすめは、熱中症対策の「お水」だそうです(笑)

砂丘から「瑞風バス」で鳥取駅へ

砂丘を満喫した後は、再び瑞風バスへ。バスに乗る前に、貸していただいたブーツを返して、靴に履き替えます。しっかりしたブーツのおかげで、自分の靴が汚れたり、靴の中に砂が入ったりという心配なく、砂丘を満喫することができました。至れり尽くせりで、本当に有難いです。

ということで、砂丘を後にして、一路鳥取駅へ。

「瑞風バス」と運転士さんとは、ここ、鳥取駅でお別れです。(もしも瑞風にトラブルがあったら、再度お世話になるかもしれないけれど😅)

鳥取駅では、コナンのお土産(子供用)を買ったりしていたら、発車時刻もだいぶ近付いてきて、改札口へと向かいます。

前日の深夜、バーテンダーさんから、鳥取駅にウィスキーのお店があると教えていただいていたのですが、記憶が曖昧だった上に時間もなくて、行くことができず・・・

でも大丈夫。「また鳥取へお越し下さい」という横断幕も出していただいていたので、遠慮なく、また行くことにしたいと思います(笑)

立ち寄り観光終了!!鳥取から、終点新大阪へ!!

2日目の立ち寄り観光も無事終わり、「瑞風」は、11:18に鳥取駅を出発。京都を経由して、新大阪を目指します。

2日間の「瑞風の旅」も、終点の新大阪に向けて、終盤戦に入ってきました。

ということで、次回は、鳥取から山陰本線を上ります。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

【瑞風の旅2日目②】オーシャンビューのレストラン「アルマーレ」で優雅な朝食タイム!

今回は、瑞風からちょっと離れて、レストランでいただいた2日目の朝食の記録です。

東浜駅到着前の様子はこちら。

もくじ

2日目の朝食は、列車の外のレストランで。

トワイライトエクスプレス瑞風、山陰コース上り。2日目の朝食は、瑞風の車内ではなく、東浜駅近くの海辺のレストラン「アルマーレ」でいただきます。

朝7時頃、瑞風が東浜駅に到着する直前。列車から、朝食会場のレストラン「アル・マーレ」が見えたと思ったら、スタッフの皆さんがお店の前で手を振って出迎えてくださいました。

この建物、保育所だったのを改修して、今はレストランとして営業しているそうです。これだけ離れていても、窓越しに海が見える!素晴らしい立地の、素敵な建物です。

東浜駅から、レストラン「アルマーレ」へ。案内された席は・・・

東浜駅から「アルマーレ」までは、足が不自由でなければ歩いても移動できる距離ですが、わざわざ「瑞風バス」で連れて行っていただけます。

レストランのエントランスから敷地内へ。

建物に入ると・・・

瑞風の模型。そして・・

瑞風グリーンの椅子!

いろいろ見ながら朝食会場へと進み、案内された席は・・・

海に近い窓側の席!

私の勝手な推測ですが、一人当たりの旅行代金が高い順、「ザ・スイート」と「ロイヤルシングル」の乗客が優先的に窓側に割り当てられていた気がします。

「アルマーレ」での朝食とドリンクのメニュー

朝食のメニューはこんな感じ。

ランチやディナーほどではありませんが、朝から豪華!ソフトドリンクはもちろん、ビールとワインもあります。朝から飲むかどうか、めちゃくちゃ悩む・・

全員が席に着くと、スタッフの方の挨拶があり、朝食が始まります。鳥取県の食材や食器にこだわっている(←超ざっくり要約してます)という説明をいただき、期待が高まります。

スタッフの方が白い塊にお湯をかけたら・・・おしぼりに変身!

「アルマーレ」での朝食がスタート!

まずは、ブラックベリーのジュースから。

前夜に飲み過ぎた体にしみわたります(^^)

そして、パン。

外側は硬いですが、中は驚くほどモチモチでした。

パンに付けるのは、大山バターと「自家製ジャム」

「自家製ジャム」が何ジャムだったかは忘れてしまいました😅が、美味しかった!

最初の飲み物は、パンに合わせて、冷たい「白バラ牛乳」をお願いしました。

鳥取県の食材を生かした、優しいメニュー。

牛乳をいただきながら、次に持ってきていただいたお料理は「雪の下人参のポタージュ」

メニューにも書いてあるとおり、とても甘い!次の飲み物を考えながら、ゆっくりいただきました。

スープの次は「ニース風サラダ」

サラダはもちろん美味しいのですが、お皿が美しすぎる!地元の窯元のお皿だそうです。静止画ではどう頑張っても真っ黒にしか映らなかったので、動画も撮ってみました。

鳥取県の「北条ワイン」とともに楽しむ朝食

お気付きのとおり・・だいぶ悩んだ末に、朝からワイン飲んでます🍷🍷

鳥取県の北条ワイン。最初にいただいたのは白、続いて、赤。

白と赤「少しずつ」とお願いしたのですが、スタッフの方が、素敵な笑顔とともに普通に1杯ずつ注いでくださり、朝からほろ酔いでいい気分🍷ボトルも快く撮らせていただきました。

料理やお酒もさることながら、スタッフの方の笑顔って、食事の充実度を大きく高めてくれますね。本当にありがたいことです。

さて、サラダの後はメイン料理「鮮魚のポワレ 日光生姜のソースと藻塩」

これまた、鮮魚が何だったか記録もなく記憶も定かでないのが残念なのですが、美味しくいただきました。小さく見えますが、夜更かししたせいで空腹でもなかったので、ちょうどいい感じでした。

そして最後、デザートは「パンナコッタ」

ライチリキュールの香りが爽やかでした。食後のコーヒーと一緒に、日本海を眺めながら、ゆっくりいただきました。

「アルマーレ」の朝食後は、遊歩道を散策

食後は、レストランから外に出て、遊歩道などを散策することができます。

動画で、360度ぐるっと見回してみました。

波の音を聞きながらゆったり過ごす、優雅な朝の時間。いつも通勤電車に揺られてるのと同じ時間帯とは思えません(笑)

最後は「東浜音頭」何とも言えない懐かしさ!

短い自由時間が終わると、「東浜瑞風会」の皆さんが「東浜音頭」を披露してくださいました。

数十年途絶えていた東浜音頭を、瑞風の停車を機に復活させたとのこと。

ちょっと失礼な言い方で申し訳ないのですが、東浜音頭の歌や踊り自体は、正直なところ、「めっちゃすごい!」とまでは思えませんでした。もうちょっと日本文化を勉強したら見るべきポイントも分かるのかもしれませんが・・・私の力不足です。

とはいえ。

平日朝からたくさんの方が集まって歓迎していただいたのはとても嬉しかったですし、「そういえば、私の出身地にも○○音頭があったな・・」とか思い出したり、ちょっと懐かしい、温かい気持ちで、東浜を後にすることができました。

東浜の皆さん、ありがとうございます!

ということで、東浜での朝食タイムの記録でした。

次は「瑞風バス」に乗って立ち寄り観光。「砂の美術館」と「鳥取砂丘」に向かいます。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

【瑞風の旅2日目①】朝5時前、早朝の米子駅をゆっくり発車、東浜へ。

今回は、朝起きてから東浜駅到着までの様子をお伝えします。

前日夜の様子はこちら。

もくじ

朝5時前、誰もいない米子駅を静かに発車。

1日目の夜は、深夜1時までラウンジカーで飲み続け、寝たのはおそらく2時前。(はっきり覚えてないけど💦)

それにも関わらず、しっかり5時前に目が覚め、米子駅出発の様子を見ながら、動画も撮ることができました。

5時前の米子駅には、当然ですが、誰もいません😅でも、鬼太郎と妖怪たちにしっかり見送ってもらいました(笑)

この時間に明るいのは、6月だからこそ。東浜駅に着くまでの2時間ほど、朝の山陰の景色をしっかり楽しむことができます。

一方、冬だったら、鳥取駅あたりまでは完全に暗闇を走ることになると思います。景色はあまり楽しめませんが、逆に、夜行列車の雰囲気を楽しめるのは良いかも。今度は冬にも乗ってみたいですね。

鳥取県内を東へ東へ、寝台から眺める車窓。

米子駅を出発した列車は、朝の鳥取県を東へ東へと進みます。

こちら、鳥取県内の田園風景の中を走行中、個室「ロイヤルシングル」の上段ベッドから撮影してみました。高い位置から見たこの眺めも悪くはないのですが、やはり、窓の高さを考えると、下段に寝転ぶかイスに座る方が、よく景色が見えます。

寝るときはワクワクする上段、起きてるときは景色が見やすい下段、という使い分けができるロイヤルシングル。なかなか素敵な個室です。

米子から2時間弱で、鳥取。

米子駅では人も列車も全く見かけませんでしたが、6時をすぎると、すれ違う列車も増えて、駅や街に人の姿を見かけることも増えてきます。

米子駅を出発してから2時間弱、6:30前に、列車は鳥取駅に到着します。米子から鳥取までは、途中で何度か、数分間の停車があり、行き違いや時間調整をしていました。

鳥取駅付近には、智頭急行の普通列車が停車中。

列車も人も動き始めているので、私も活動開始!!ということで、早速、大好きな展望車へ向かいます。展望車は、いつ撮っても、自然と「インスタ映え」する写真になりますね。

展望車の車内もいいですが、やはり、気持ちいいのは展望デッキ!!外に出て景色を楽しみます。

展望デッキでも車内放送がしっかり聞こえる!!

展望デッキで景色を眺めていると、列車長さんによる案内放送が始まりました。東浜駅で下車して、朝食と立ち寄り観光に行くという案内です。

スピーカーが設置されていて、エンジン音と走行音が大きくても、放送を聞き逃すことのない展望デッキ。安心して景色を楽しめる、素晴らしい場所です。

そして、放送の最後は、おなじみの「ハイケンスのセレナーデ」。まさか瑞風でこれが聞けるとは!意外な演出に、ちょっと感動してしまいました。

また、この動画をよく見ると、瑞風の車体のピカピカ度合いもお分かりいただけると思います。

ふと一瞬、現実に戻りかけた瞬間💦

放送の後に停車したのは、東浜駅のひとつ手前、岩美駅。鳥取行きの普通列車、キハ47系と行き違います。

車内にいる通勤通学のお客さんを見て、平日(火曜日)であることを一瞬思い出してしまう、サラリーマンな私(笑)

でも、今は、瑞風の乗客です。仕事のことをネガティブに思い出していたら、せっかくの楽しいひとときが台無し。(前向きな気持ちで仕事を思い出すのはOK!)

これはあくまで私の考えですが。瑞風の旅の最中にするべきことは、「瑞風の旅、楽しすぎる!!!!」という、満足感や嬉しい気持ちや幸せな気分を心から味わうこと。仕方なく仕事したり、スマホでゲームしたり、SNSやネットをなんとなく見たり・・・など、自宅や通勤の列車でもできることをするのは、ちょっともったいないと思います。(と言いながら、ゲームしたりSNS見たりは多少してましたけど💦)

まもなく、東浜駅に到着

東浜駅到着前の3分ほどの動画、こちらも展望デッキから。

天気が良くて海もきれいです。気持ちいい!!

東浜駅到着直前には、これから朝食をいただくレストラン「アルマーレ」のスタッフの方が、手を振って迎えてくださいました。結局、鳥取駅を過ぎてから30分ほど、展望デッキを独占していました😉

東浜駅到着。駅舎を見て、瑞風を見送って・・・

6:58、定刻通りに東浜駅に到着。ここで私たちは列車を降りて、瑞風バスに乗り換えます。

一方の瑞風は、15分ほど停車してから、クルーの方と一緒に鳥取方面に引き返していきました。もちろん、手を振って見送ります。

こちらは、東浜駅の駅舎。

瑞風のデザインを手掛けた「浦一也さん」によるもので、天井が鏡面になっているという、斬新なデザインです。そういえば、瑞風車内にも、天井が鏡面になってる所があったような・・

駅前には、瑞風カラーのポストもありました。このポストは、モニュメントではなく、普通に手紙などを投函ことができるようです。

ということで、早朝、米子駅から東浜駅までの様子をお伝えしました。次回は、海を見ながらの優雅な朝食の様子を投稿します。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

【瑞風の旅1日目⑦】夜の米子駅。ねずみ男と一緒に「おやすみなさい」!?

今回は、深夜の瑞風の様子をお伝えします。

前回、ディナーの様子はこちら。

もくじ

ディナーの途中で到着した米子駅。実は米子駅では・・・

ダイニングカーでの夕食中、21時台に到着した米子駅。瑞風が停車してまもなく到着したのは、岡山から出雲市に向かう、国鉄色の「やくも25号」です。

実は、この米子駅では、21時台から朝5時前まで、7時間ほどの長時間停車となります。

鉄道好きな私としては、長時間停車はちょっと残念。夜中も走っていてほしい・・・と思うのですが。おそらく、瑞風のメインのターゲットである「50〜60代の余裕のある旅行好き」の方々などには、ジョイント音や揺れを気にせず静かに寝られる時間の方が求められる、という判断なのではないかと思います。あとは、運転士さんの人件費削減にもなりますし、騒音防止や線路保守の時間確保にもなりますし、なかなか、夜通し列車を走らせるという選択はしにくいんでしょうね。

ディナーの後、米子駅のホームに出てみると・・・

夕食後、22時頃に、少しだけホームに出させていただきました。

ちょうどいいタイミングで到着したのが、境線、境港からの普通列車。カラフルな車両は、キハ47、ゲゲゲの鬼太郎列車!!

 

1両は「こなきじじい列車」、もう1両は「砂かけばばあ列車」でした。外も車内も、おなじみのキャラクターがいっぱい。

 

隣に停まっている上品な列車と、ギャップがありすぎます(笑)(両側一緒に写真撮るの忘れてた・・・)

22時から、朝までの過ごし方。

時刻は22時。美味しい食事とお酒を味わった余韻に浸りながら、隣のホームで寝転んでるねずみ男と一緒に寝てしまうのも、多分とても幸せな選択肢です。米子駅停車中なので、静かですし、山陰の素晴らしい景色を見逃す心配もないですから。

でも、私は、もう少し起きて瑞風を楽しみたい!という気持ちの方が強く、ねずみ男と寝るのはやめておきました。

ということで、米子駅のホーム散策を終え、一旦部屋に戻りました。

ディナーを終えて部屋に戻ると・・・「キサイネ」の本領発揮!?

ホームから個室に戻ると、夕食前と違う部屋の様子!

夕食中に、クルーの方がベッドをセットしてくれていました。寝台気動車「キサイネ」の「ネ」(←寝台車を意味する記号)が、ようやく本領を発揮した瞬間です(^^)

ちなみに、昼間の状態はこちら。

私が利用した「ロイヤルシングル」の個室は、クルーズトレインとしては珍しい、2段ベッド。2名利用の時は2段とも使用しますが、私は一人で利用したので、上段で寝るか下段で寝るか、乗車後にクルーの方から確認があり、選ぶことができました。

欲張りな私。「両方は無理ですか?」と聞いてみたのですが、さすがにそれは難しいとのこと。号車担当のクルーの方と相談した結果、下段は座れるようにそのまま置いておき、上段をベッドにしていただくことにしたのでした。そのようにするお客様も多いそうです。

上段のベッドは、使用しないときは壁に収納されていて、使用する時だけクルーの方が出してくださいます。(乗客が勝手に出すことはできません。ちょっとした工具を持参すれば出せないことはなさそうだけど(^^;))

ベッドとともに、上段に上るための梯子と、落下防止用のフェンスもしっかり設置されていました。こんなにしっかりとした梯子とか、どこに収納されていたのでしょうか・・・

瑞風の夜を快適に過ごすためのアメニティ等

寝間着は、瑞風専用のパジャマ。昔の寝台列車(今もサンライズで使われてる)のような、JRマークの浴衣とかではありません。

短時間でしたが、気持ちよく着させていただきました。ちなみに、パジャマで部屋の外に出るのはNGです。

あと、乗車中は気にしてませんでしたが、時期によって長袖になったりするのか?男性と女性で違うのか?等々、今さらながらいろんな疑問が出てきます・・・次に乗る時にクルーの方に聞いてみよう!

続きまして、洗面所に用意されているアメニティ。今まで使ったこともない「エルメス」のシャンプー・リンス・ボディソープ・石鹸。化粧水や乳液は、KOSEです。歯ブラシや髭剃りもしっかりしていて、普通に日常生活にも使えそう。

これらのアメニティは、持ち帰り可能とのことだったので、有難くお土産にさせていただきました😁

素晴らしい寝床を確認してから、向かった先は・・・

時刻は22時半ごろ。素晴らしいベッドを目の当たりにして、このままシャワーを浴びて寝てしまいたい・・・という誘惑もありましたが、やはり、もっと瑞風を楽しみたい!!ということで、夜の車内探検へ。深夜の展望車も、なかなかいい雰囲気でした。

ただし、景色は、いつまでたっても米子駅ホーム(笑)。最後尾の展望デッキに出られるのも、23時までになります。

ディナータイムを終えた瑞風車内は、人通りも少なく、エンジン音が響く以外はどの号車もとても静か。客室はほぼ閉まっていますし(乗客のみなさんが室内で眠っているのか起きているのかは分かりませんが・・)、クルーの方も大半が休憩中ですから、当然ですね。

そんな中でも、25時までは、部屋やラウンジカーでドリンクやおつまみをいただくことが可能です。ということで、23時を過ぎてから、「1杯だけ・・」のつもりで、ラウンジカーのバーカウンターに向かってみました。

ラウンジカーのバーカウンターで、お酒が進む!

23時過ぎのバーカウンターには、30代ぐらいの男性が2名いらっしゃいました。そして、バーテンダーさんは若い女性の方。なんと、40代前半の私が最年長だ(笑)

という感じで、この日のバーカウンターは、瑞風の中でもかなり平均年齢の低い空間だったと思います。バーテンダーさんによれば、年配の方で遅くまで飲みに来る方は、あまり多くないとのこと。それでも25時まで営業してくださるのは、私みたいな酒飲みの夜型人間にはとても有難いです。

さて。席に着いて最初にいただいたのは、夕方にいただいた「瑞風」「夕景」に続く3種類目の瑞風オリジナルカクテル「涼海(すずみ)」。普段、カクテルなんて飲むことはないのですが、バーカウンターだと、目の前で作ってくださるのが嬉しいですし、味も美味しく感じるから不思議です。

そして、この日最後のお酒は、サントリー「響」21年。

十数年前に山崎蒸溜所でテイスティングした時に、めちゃくちゃ気に入ったのがこの「響」でした。

最近は値段も高いし入手も困難だったりするようで、なかなか飲む機会がなかったのですが、ずっと気になっていたので、出会えてよかった!やっぱり、香りが素敵です。(酔ってない時にいただけば、もっとじっくり味わえたかも・・・)

お酒と一緒に、話も弾む!

閉店前、注文したわけでもないのですが、バーテンダーさんがチョコレートを出してくださいました。

そんなバーカウンターで知らされた、衝撃の事実!

私が個室のタブレットで注文した飲み物や食べ物の情報は、全てバーカウンターに届く仕組みになっているそうで・・・つまり、私が昼間から注文していたお酒やおつまみやデザートなど、全てバーテンダーさんに把握されていたのです(笑)

お酒もハーブティーも甘い物も注文する人ってそんなに多くないので、目に止まっていたみたい😅

という感じで、こんな裏話を聞けるのも、バーカウンターの面白いところ。酔っぱらってて半分記憶もなく、眠たかったですが、いい思い出になりました。

酔っぱらいとの会話に長いこと付き合ってくださったバーテンダーさんには、感謝しかありません。ありがとうございました。

バーを出て、部屋に戻ってようやく就寝。

ということで、バーを出たのは、25時の閉店間際。7時間以上「セミフォーマル」の服装で飲んで食べてたことになります。一度くらいお色直ししてもよかったかもしれませんね(笑)

同時に、長い長い米子駅の停車時間も、気付けば残り4時間弱。米子出発前に起きたいな・・となんとなく思いながら、「エルメス」の素敵な香りとともにシャワーを浴びて、眠りについたのでした。

ちなみに、ねずみ男のラッピングは、もう車庫に引き上げていて、一緒に寝ることはできませんでした🐭

 

下関を出てから、早くも(?)16時間が経過。時間的に、ちょうど前半戦が終了したところで、私の瑞風の旅、1日目が終了しました。

次回は、2日目、朝の瑞風の様子を投稿する予定です。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

【瑞風の旅1日目⑥】華やかなディナータイム。1人でいただいた豪華ディナーの感想は?

今回は、ダイニングカーでのディナーの様子をお伝えします。

前回、夕方の展望車やラウンジカーの様子はこちら。

もくじ

瑞風のディナーは二部制、第二部は20:15スタート

トワイライトエクスプレス瑞風、山陰コース上りのディナーは、ダイニングカー「ダーナープレヤデス」でいただきます。ダイニングカーで食事をするのは、1日目のディナーと、2日目のランチ。1泊2日の旅行中で2回だけの貴重なチャンスです。

ディナーの時間は二部制になっていて、私が指定された「第二部」は、20:15という、かなり遅めのスタートです。とはいえ、アペリティフタイムや演奏会を楽しんだり、展望デッキで夜の景色を眺めながら過ごしていたら、出雲市を出発してからの2時間半は、あっという間でした。

いざ、ダイニングカー「ダイナープレヤデス」へ!

「トワイライトエクスプレス瑞風」のダイニングカーは、昔の「トワイライトエクスプレス」から引き継いだ「ダイナープレヤデス」という名前。

テーブルは8つあり、ちょうど瑞風の個室の数(16室)の半分。二部制で全員食事できる計算です。ロイヤルシングルで一人利用の私は、2人用のテーブルでゆったり食事することができました。

ディナーは「菊乃井」監修の和食。まずは食前酒から!

さて、今回の夕食は、京都の「菊乃井」監修の和食。

「夏のお献立」は5品。ペアリングドリンク3種類とともに、楽しみなメニューです。

食前酒「引き盃」は、瑞風ロゴ入りの特製の盃でいただきます。メニューには載っていませんが、京都の「聚楽第」というお酒だと教えていただきました。

同時に、次のペアリングドリンク「米のささやき」もグラスでいただきました。夕方のアペリティフタイムから、飲んでばかりなので、お水も一緒にいただきます。

和食のコースがスタート!1品目は「八寸」・・・24cm!?

「八寸」は、八寸(約24cm)の器に盛りつけられていることからそのように呼ばれているそうで、内容としては「前菜」です。24cmより少し小さめだった気がしますが、気にしない。

早速フタを開けようとした私に、「よろしければこちらも撮られますか?」と教えてくださったクルーの方のおかげで、上の写真を撮ることができました。私がいろいろ撮ってる(そして、酔ってる)ことを知った上で、こういうさりげない配慮をしていただけるのは、本当に有難いことです。こんな機会なかなかないですよね。

ということで、気を取り直して、手の込んだ細工のフタを開けると・・・

野菜と魚介類を中心に作られたお料理。見た目も美しすぎて、何から手を付けるか悩むパターン😋ですが、日本酒にぴったりのおかずばかりでした。

2品目は「向付」・・向こうに置くのは、お造り!

「向付」は、ご飯と汁物のお椀を手前に置いた時に、向こう側に置く器のことだそうです。(今調べて知りました💦)ご覧のように、置かれた場所は「向こう」ではありませんでしたが、全く気にせずいただきました。

ふたを開けてみると・・・

今回の「向付」は、とても上品な「お造りの盛り合わせ」でした。

メニューに書かれている魚介類は8種類。普段、居酒屋とかで盛り合わせを頼むと「これ何だっけ?」となりがちですが、今回の8種類は、お品書きの順番で時計回りに並んでいると教えていただき、しっかり確認しながらいただくことができました。わさびが乗っているものは醤油で、それ以外は味が付いているのでそのまま、というのも分かりやすい!普段は「イカ」とか「エビ」とかが苦手な私ですが、今回は美味しくいただきました。

そして、お酒も進みます🍶

他のテーブルの方が飲まれているのを見て「有名だから一度飲んでみよう!」と注文したのは「獺祭」。でも、私の好みとはちょっと違ったかな・・・

3品目は「焼物」お肉はテンション上がる!!

3品目は「焼物」やっぱり牛肉はテンション上がりますね😉

ちなみに、器も「焼物」です。(陶芸家、佐藤苔助さんの作品だそうです。)お皿も、お料理も、とても上品な一品です。

焼物を味わっている中、テーブルでは、次の鍋物の準備が始まっています。そして、次のお酒もいただきます🍶

いただいたのは、「東洋美人」という、山口県、萩のお酒。本当に、西日本のお酒が揃ってます。

4品目は「強肴(しいざかな)」強いて勧められたのは、鍋物!

「強肴」は、一汁三菜以外に強いて勧められる肴のことだそうです。今回「強いて勧められた」のは、鮑、のどぐろ、穴子がメインの、贅沢なしゃぶしゃぶでした。

鍋は、列車の揺れでダシがこぼれないように、上の方が狭くなった特別なものを使用しているそうです。もっとも、この時間帯、駅に停車している時間が長く、本領発揮のチャンスはなかったかも・・

「強肴」をじっくり味わいながらいただいていたら、本日2回目の国鉄色「やくも」に出会いました。瑞風が出雲市から米子まで行ったり来たりしている間に、岡山まで行って帰ってきた381系。働き者です。

鍋物の〆は、「にゅうめん」。でも、その前にもう1杯!

鳥取県、境港の「千代むすび」というお酒。瑞風の車内でいただいた日本酒の中では、いちばん私の好みのお酒でした。

お酒の右に見えているのが、まだ硬い状態のにゅうめん。鍋に入れてしばらくすると・・・

「多いかもしれません」と言われていただいたのですが、最高のだしと一緒に、無事完食。後で聞いたら、乾麺のにゅうめんは、1塊が2人前だったそうで・・・食べ切れずに残す方も多いそうです(笑)

最後は「水物」=デザート ワインとともに🍷

「水物」は、水分が多い食べ物のことを言うそうです。今回の「水物」は、桃のソルベなど、涼し気なデザートでした。

和食らしく、お茶と一緒に出てきましたが、デザートにもやっぱりお酒!ペアリングドリンクでまだ試していなかった、奥出雲ワインのシャルドネ(白ワイン)をいただきました。

そんな感じで、22時まで2時間ほどかけてゆっくりいただいた夕食。最高の食事とお酒とともに、完全に非日常すぎる、素晴らしい体験をすることができました。

1人で豪華なディナー、実際どうだった??

トワイライトエクスプレス瑞風の豪華なディナーを、1人で楽しめるのか??

そんな不安を感じながら迎えたディナータイムでしたが、結果的には、1人であることを全く気にせず楽しめたと思っています。むしろ、テーブルも広々と使えるし、写真も気にせず取れるし、マイペースでじっくり楽しめてよかったと思うぐらいでした。

そんなふうに、1人でも予想以上に楽しむことができた理由。それは、美味しい食事とお酒があったからです。そして、適度に(←これ大事!)声をかけてくださったクルーの方々のおかげでもあったと思います。感謝感激です。

あとは、私の、周りをあまり気にしない鈍感さも、1人で楽しむのにはプラスに働いていたかもしれません(笑)

 

以上、トワイライトエクスプレス瑞風のディナータイムの記録でした。次回は、深夜の様子を投稿します。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。